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<<   作成日時 : 2004/03/25 16:09   >>

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最近またもや万年筆にはまっています。とはいっても、何万円もするような高価な万年筆を買い漁っているわけでなく。安価な万年筆をふだん使いにしています。最近は複写伝票に記入する時でもない限りボールペンなんか使いません。そもそも筆圧が極端に低いので、ボールペンではうまく字が書けないのです。シャープペンシルもHBの芯では判読できないほど薄い字しか書けないので、鉛筆を使っています。


ぺんてる TW 600円

私が安価な万年筆にはまってしまった記念すべきペンです。プラスチック製のいかにも安物のペンですが、書き味は立派に万年筆。ボールペンや水性ボールペンではどんなに高価でもこの書き味は出せません。残念ながら、何年も使っているうちにプラスチックのキャップがすり減って、インクがどんどん蒸発していってしまうようになってしまったため、現役引退です。今では手に入らないようですね。


無印良品 アルミ丸軸万年筆 1,155円

無印良品で売っているアルミ軸の万年筆です。ぺんてるTWがだめになって、同じものが手に入らなかったので代わりに購入しました。細軸なので持ち歩きには便利ですが、少し細くて短かすぎるため書き味は今一つです。また、アルミは落としたりするとへこみやすく、ハードな使い方には向かないようです。ペン先もあまり上等なものではないようで、けっこう寿命は短かめ。あまりおすすめしません。


デスクペン 735円〜

いわずと知れた事務用のペンです。安価で入手しやすいため、愛用者も多いようです。パイロット、プラチナ、セーラーの3社から発売されていて、それぞれに個性がありますから、好みに合わせて選べます。

デスクペンは基本的にカートリッジ式ですから、各社から発売されているインクカートリッジを使うことになります。ところが残念なことにこのカートリッジには互換性がないのです。ペンを選ぶということは、インクを選ぶということでもあります。

パイロットの黒インクは耐水性がありません。保存用文書にはあまりおすすめできません。ブルーブラックは明るい色調ですが耐水性は非常に優れています。普通のブルーブラックは書いてから定着するまでにかなり時間がかかりますが、このインクは乾燥直後からそれなりの耐水性を発揮します。とはいえ、所詮は水性インクですから、油性ペンのような耐水性を期待するのは間違いです。

プラチナにはカーボンブラックという特殊なインクがあります。一般的にカーボンインクはペン先が詰まるため万年筆には使えないことになっていますが、これは万年筆でも使える超微粒子カーボンを使用しているとのことです。実際には普通のインクよりは詰まりやすいので使用には注意が必要ですが、墨汁と同じ原理なので耐水性、保存性は墨汁に近いものがあり、保存用文書に最適です。

セーラーの黒インクはカーボンインクではありませんが、カーボンインクに近い黒さと耐水性を備えています。ブルーブラックは落ち着いた濃い色調で黒インク同様に耐水性に優れており、どちらも保存用文書に向いています。


パーカー リフレックス 1,050円

安いですがクオリティは低め。特にプラスチック部品の仕上げが悪く、いかにも安物です。同じ金額を出すのなら後述のD・TOPの方がパーツの仕上げは良いようです。3,000円のフロンティアもあまり上等なペンには見えません。お揃いのデザインの油性ボールペンとジェルインクボールペンもあり。このジェルインクボールペンは通常の油性ボールペンと同じ形状のリフィルで、パーカーのすべての油性ボールペンに差し換えて使えます。パーカーのリフィルは事実上の世界規格ですから、パーカーのリフィルが使える油性ボールペンはこれによってすべてジェルインクボールペンになります。


パイロット D・TOP 1,050円

外観は万年筆らしくありませんがまぎれもない万年筆です。この価格にしてペン先のバリエーションがあります。国産大手パイロット製ということもあり、入手しやすく、インクカートリッジも割安。お揃いのデザインで油性やジェルインクボールペン、専用デスクスタンドもあり。ただしクリップがないため持ち歩きには不便。デスク専用です。カジュアルなデスクペンといったところでしょう。

このペンはパイロットから頂いたのですが、ペン先がFでかなり細いため、引っ掛かるような感触があります。しかしインク出の良さはさすがパイロットという感じですから、使い込んでペン先が滑らかになると書き味が改善されることでしょう。

結局、Mのペン先も買ってしまいました。こちらは非常に滑らかですばらしい書き味です。ペン先の硬さも適当で、メモなど比較的速い速度で字を書くには最適です。ただし、あまりに滑らかすぎてついつい筆記速度が上がりがちです。ゆっくりと丁寧に書くにはもう少し柔らかいペン先か、Fの方が適しているでしょう。

パイロットの欠点はブルーのカートリッジインクがブルーブラックに近いほど濃いこと。鮮やかなブルーが好みの私には合いません。ただ本当にブルーとブルーブラックの色の差が少ないので、それはそれで一つの特徴です。パイロットのブルーブラックは特に耐水性が優れており、保存用文書には最適です。ちなみにブラックは耐水性はありません。念のため。


パイロット ボーテックス 1,575円

D・TOPの携帯版。もちろんクリップが付いています。キャップはねじ式ですが、一条ねじです。はずしたキャップをボディエンドに差すときにはクリック式になります。専用ケースなどクルトゥール・ライト・ソフトを意識した造りですが、質感ではクルトゥール・ライト・ソフトに負けています。クルトゥール・ライト・ソフトに勝っているのはペン先の太さが選べる点。

このペンの特徴は首軸がラバーグリップになっている点です。これが好みかどうかで評価が分かれるところでしょう。確かにラバーグリップは握ったときの感触はいいのですが、高級感はありません。また、埃っぽい屋外で筆記する場合など、汚れが付きやすいという欠点もあります。


ウォーターマン クルトゥール・ライト・ソフト 2,625円

半透明のお洒落な万年筆です。お揃いのペンケースもついていて、プレゼントにも最適です。「万年筆はちょっと...」という人にはボールペンもあります。このボールペンは書き味抜群で、こういうのを使いだすともう100円程度のボールペンはいやになります。プレゼント用には買ったのですが、自分用にはまだ買っていません。何本も持っていても使うのはお気に入りの1本だけだから。でもこの価格のペンとしては圧倒的なできの良さですから、とりあえず1本、という人にはお勧めです。

そんなことを言っているうちにボールペンの万年筆のセットをもらいました。やっぱりいいですね。気軽に持ち歩くには最高です。


ラミー サファリ 3,150円

ラミーの定番ですねこれは。荒っぽい使い方にも耐えるので私みたいに持ち歩いて過酷な条件下で使う人にはこれがいいかも。ちょっと高くなるけど、軸がアルミ製のアルスターもあり。

宣伝文句によると、ドイツでは多くの学校でサファリが指定文具になっているそうです。確かに、自然に正しい持ち方ができる独特の形状は長時間の筆記でも疲れにくく、手に負担がかかりません。


ペリカン レベルL65 3,675円

画期的なインク補充システムを採用したモデルです。ペリカンといえばトラディショナルなデザインの高級万年筆が有名ですが、こんなのも作ってるんですね。日本には輸入されていないようですがペリカーノという学生向けのモデルもあります。さらにペリカーノジュニアなんてのもあり。

こういうのをつかまえて、「ヨーロッパでは学生の頃から万年筆を使うのが普通です」なんていってる人もいますが、それは「日本では学生は筆を使うのが普通です」といってるのと同じですね。正しくは、「習字の時間に使います」。やっぱりヨーロッパの人達も万年筆を常用している人はそんなに多くない。日本人が年賀状だけは筆で書くのと同じような感覚ですね。もちろん、ふだんから万年筆を使って書く人もいますが、日本でもふだんから筆を愛用している人が意外と多くいます。


ロットリング コア 3,675円

未来指向のデザインです。ロットリングらしいというか何というか。好き嫌いの別れるデザインですね。個人的には嫌いです。ロットリングなら少し値は張るけどニュートンの方が同社製の製図用シャープペンシルとお揃いのデザインでかっこいいですね。ペリカーノジュニア同様学童向けのプライマスというモデルもあるようです。

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